今回のおすすめ野菜はナス!
夏を代表する健康野菜。
原産地は、インドと言われ、強い光、高温多湿を好み、日本の夏にあった育てやすい野菜です。
直射日光によく当て、生育適温を保ち、水切れしないよう注意すれば次々に収穫することができます。
原産地は、インドと言われ、強い光、高温多湿を好み、日本の夏にあった育てやすい野菜です。
直射日光によく当て、生育適温を保ち、水切れしないよう注意すれば次々に収穫することができます。
栽培カレンダー
種まき
植え付け
収穫
植え付け
収穫
育て方の流れ
種まき
タネまきは、2月中旬のまだ寒い時期から始めます。ポットに指で穴を5か所あけ、タネを1粒ずつまきます。発芽には高い温度を必要とするので、室内の日当たりのいい暖かい場所で管理しますが、そこでも発芽適温に達していない場合は、水槽に入れたりビニールをかけて発芽を促します。
間引き
タネまきをしてから約2週間後、双葉が出そろったら、3本に間引きます。さらに本葉が出てきたら丈夫な芽を選びながら間引いて、最終的に1ポット1本にします。本葉6~8枚になるまでにこのポットで育てます。育苗には20℃以上が必要です。屋外で育てる場合はビニールなどをかぶせて保温をして管理しましょう。室内で育てた鉢を外に出すときは、昼間の気温が20℃の日が4日以上続いてからにしてください。
植え付け
深型コンテナにポット苗を植えつけます。コンテナに土を入れ、植え穴をあけてからポット苗を入れ、鉢土の表面を平らにならし、水をたっぷり与えます。ナスは昔から「水を育てる」と言われるほど、水を多く必要とします。水分が足りないと発色が悪くなり、「ボケナス」と呼ばれるナスができるので、夏は水切れには注意しましょう。
わき芽かき
植え付け後、根が張りはじめて下部がしっかりした頃、一番最初に咲いた花のすぐ下のわき芽をすべてハサミでカットします。
支柱立て
わき芽が伸びてきたら、本支柱を立てます。一番最初に花が咲いた場所で3本の支柱を交差するように立ててひもで固定し、3本の茎を誘引します。
摘芯
摘果とは、一番初めに着いた実を、早めに収穫すること。株が大きく育ってないうちに実をつけると株が弱ってしまうため、実が小さいうちに摘んで栄養をほかへ回します。もちろん、早めに収穫したものも食べられます。
肥料
最初の実が膨らみ始めたら、液肥を2週間おきに、株元へ与えます。スプレーで葉面散布してもOK。更新剪定後は有機肥料を1回追加してください。
収穫
ナスは収穫が遅れると皮が硬くなるので、やや小ぶりで収穫する早採りを心がけるとおいしく食べられます。夏の収穫を終えたあと、8月の上旬に更新剪定をすれば秋ナスも収穫できます。最近、漬物に向く小ナス品種も出てきたので、こちらのタネもオススメです。
更新剪定
更新剪定とは、秋にも収穫したい場合に株を若返らせる作業のことです。7月の終わりから8月の上旬に、枝葉を2~3枚残して、すべての枝を切り戻します。こうしておけば気温が下がってきた秋に、もう一度収穫を楽しむことができます。