CHERRY TOMATOES

今回のおすすめ野菜はミニトマト!

家庭菜園で人気のある野菜のひとつである「ミニトマト」。
原産地は、熱帯や亜熱帯のアンデス高原地帯でやや冷涼な気候を好むため、高温は苦手です。
そのため、栽培のコツは夜の温度を低くすること。
夜に低い温度を経験できるほど、節間(葉がついている節と節の間)が締まり、甘い実になります。

栽培カレンダー

種まき
植え付け
収穫

育て方の流れ

種まき
指でまき穴を5ヵ所あけて、1粒ずつまきます。ミニトマトのタネは非常に小さいので、まき過ぎないように気をつけて。発芽適温は20℃以上です。適温に達していない場合は、暖かい室内の窓辺などで発芽を促します。加温しないでタネまきするなら、桜(ソメイヨシノ)の開花後が気温も安定し、発芽しやすい条件になります。タネのまき時期がずれると育苗時期がずれ、収穫時期も遅れる可能性があるので注意してください。
間引き
順調に発芽すればタネまき後、約1~2週間で双葉が出てきます。出そろったら3本に間引きます。その後本葉が出てきたら丈夫な芽を選びながら最終的に1ポット1本になるまで間引き、最初の花が咲くまでこのポットで育てます。苗の成長には一定の温かさが必要です。生育適温に達していない場合は、ビニールなどをかぶせて保温してください。
植え付け
最初の花が咲いたら植えつけます。深さ30cmほどの鉢を用意し、土を入れます。植え穴をあけてからポットを入れて土をかぶせたあと、短い支柱をななめに挿して仮支柱を立て、水をたっぷり与えます。
わき芽かき
植物の成長と共に、主茎と葉柄のつけ根に出てくる新しい芽がわき芽です。わき芽かきは栄養が分散し、収量や品質の低下を防ぐために行うもの。清潔な手で1つずつていねいにかき取りましょう。気がついたらすぐ行い、1本の主軸だけを伸ばしていきます。
支柱立て
植えつけてしばらくすると勢いよく成長を始めるので、株が安定してきたら、180cm以上の支柱を縁に3本、等間隔で立てます。支柱の上部を交差させてひもで固 定し、細長い三角形を作ります。倒れないようにしっかりと立てたら、植物の成長に応じて茎を誘引します。茎は太ってきますので、ひもはゆるめに8の字に結び ます。
肥料
最初の実が膨らみ始めたら、1回目の液肥を株元へ与えます。下から3段目の実が膨らみ始めたら、2回目の液肥を株元へ与え、その後は2週間おきに収穫終了時まで与えます。
摘芯
摘芯とは、茎が伸びて支柱の高さまで達したときに先端を摘み取ること。摘芯することでそれ以上茎が伸びなくなり、株を充実させておいしい実を収穫することができます。
収穫
果実が赤く色づいたら収穫です。真っ赤に熟した果実は、雨や急激な水分を与えると勢いよく吸い上げて果実が裂けてしまうことがあります。赤くなったら、おいしいうちに収穫しましょう。
鳥害
病害虫の心配はほとんどありませんが、ミニトマトは実が赤いため、ムクドリやヒヨドリ、カラスに狙われやすいもの。鳥の多い地域は、光をよく通すネットで覆って、横取りされないようにしましょう。

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